■小説 「風林火山」 井上靖 著 小諸城関係場面
晴信と勘助が小諸城縄張りを協議 
「やはり堀ですか」「堀より他にはないではありませぬか」
「穴城にしようと思う」「穴城?」
「さよう穴城、おそらく我国でははじめての穴城でござろう」



小諸城での軍議 
天文17年8月、上田原合戦のしまりの備えの布陣法の軍議する。信濃攻略での最大の難敵、村上義清軍との戦いの戦法が軍議される。



早馬が晴信の書状を運んだ
天文十七年十月十七日、晴信が勘助に「小室(小諸)へ向かうべし」の指令をする。小諸城は佐久地方の要であり、また北信濃攻略の足がかりとなる要衝の地。信頼する軍師山本勘助を呼ぶ武田晴信。


武田本隊と合流する勘助
晴信の本隊は小室の丘陵で諸城砦からの参集する部隊を待っていた。勘助勢が小室に着陣した。




海野平合戦の軍議 
小諸城で晴信と勘助は決戦の場所を海野平に決める。「海野平はどうかな」「結構でございましょう」


勘助の軍勢が陣を張る
小室に入り斜面に陣を張った(12月)
時に諏訪高島城から早馬が到着した。それぱ由布姫の使者であった。


本営の 置かれている小室の寺で
眼をさました勘助は海野平から砦へ
敵が進んでいる注進を耳にした。同時に由布姫の身に何かあったのかと不安をおぼえる。

早馬からの知らせ
勘助は小室城下で南へ道を取った。
早馬一騎が現れたその時、馬武者は転げ落ちるように「由布姫様、昨夜、御他界」と告げた。


小説「風林火山・小諸城関係の場面」と称したこのコーナーは著者井上靖の風林火山より小諸を舞台に山本勘助が登場する場面を文章をもとにイラスト化したものです。イラストは洋画家で元小諸高原美術館館長の田中義則先生作です。
合戦が激化
小室城下で勘助は一人を突き倒し一人を跳ね上げた。血しぶきが馬の部にかかった。

越後上杉軍との戦い
謙信は武田の勢力下にあった海野に放火した。信玄はこれに取り合わず小室城の城砦の補強工事に意を用いた。

川中島の合戦 
矢が胸部を貫いていた信繁もこの様にして三十七才を最後に討死したかと勘助は思った。